若年性認知症と高齢者の認知症の違いとは?

今秋のTVドラマで「若年性アルツハイマー型認知症」を取り上げた
作品があり、関心深く観ていますが、最近、ご相談者様のお母様が
まさにこのタイプの認知症で、より身近な課題を共有させていただく
機会を得ました。
今回はひとえに「認知症」といっても発症年齢によってどのような
着眼点を置き、支援させていただく必要があるのか、改めて確認して
みました。

65歳未満で認知症の診断を受けた方を「若年性認知症」と呼びますが…
ご高齢の方と比較をすると
                        
 ◇■◇                                             

★発症年齢が若い
(発症年齢の約3割が50代で平均は51歳)
★男性に若干多い
(逆に、高齢者は女性が多い)
★体力があり、ボランティアなどの活動が可能
★今までと違う変化に気づくが、受診が遅れる
(低年齢ゆえに、認知症だと疑わない)
★経済的な問題が大きい
(働き盛りで一家の生計を支えている人が多く、休職や退職により、
 経済的に困窮する可能性がある)
★主介護者が配偶者に集中する
高齢者の場合は、配偶者とともに子供世代の介護を担うことが多い
 が、若年性認知症の世代では、子供はまだ若く、場合によっては
 未成年であり、介護者は配偶者に集中しがちとなる)
★時に複数介護となる
(若年性認知症の人やその配偶者の親世代は、要介護状態になるリスク
 が高い世代であり、また家族内に障害者を抱えている場合もあり、
 複数介護になることもある)
介護者が高齢の親である
(子供が若年性認知症になった場合、高齢の親が介護者になり得る)
★家庭内での課題が多い
(夫婦間の問題、子供の養育、教育、結婚など、親が最も必要とされる
 時期に、認知症になり、あるいは介護者になることは、家庭内に大き
 な問題を引き起こす)
                
◇■◇                                 

認知症のタイプとしては一般の主に「アルツハイマー型」「血管性型」
「レビー小体型」「前頭側頭型」と同様ですが、多くの方が現役で仕事
や家事をしている年代なので、体調を崩した時「まさか認知症?」とは
すぐに思い至らないので、受診が遅れ、すでに進行した状態で確定診断
を受けることになります。
ただ当然のことながら、受け入れられずにパニック状態に陥り、家族も
巻き込まれます。もし自分に置き換えたとしても、例えようもない複雑
な心情になりそうです。認知症の最新医療に期待を持ちつつ、予防に
取り組みながらも、目の前の現実をどう受け止め、ご本人様が初期で
お元気なうちは、お世話をするということでなく、できることは自分で
してもらい「見守る」という姿勢の介護が大切ですし、ご本人様のケア
はもとより、ご家族の心理状態にも配慮しながら、お気持ちに寄り添い、
少しでも相談者様が笑顔になれる傾聴を心がけたいと思います。

N ・M
相談員、介護福祉士、ケアマネジャー 介護のことで悩んだ時にすぐ思い出していただけて、「やっぱり相談して良かった」と安心感を持っていただけるような存在のコンシェルジュでありたいと日々心がけております。
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