今を生きる、について(昨今の災害から思うこと)

皆様、こんにちは。
水害や震災のフォローも整わないうちに、台風一過、そしてまた新しい
台風の影響が懸念されているようですね。利用者様のご支援にも、
いろいろな視点でのアンテナが必要だと思います。

さて、私の実家は、先日の北海道の大きな地震震源地の最寄市区町村です。
お陰様で実家家族は大きなケガなどありませんでしたが、遠い親戚の方が
亡くなるなどで、会社にお休みいただいて奔走してまいりました。
家族親戚一同、改めて言っていたのが、ライフラインのありがたさと復興
まで自分たちでできる度量の重要性です。今回は、備えあれば憂いなしの
生きた発信を、皆様とも共有させてくださいませ。
9月6日深夜3時の震災後、数時間後に北海道全戸が2日間ほど停電。オール
電化の家は、本当に大変だったそうです。上下水道に支障はなかったので、
トイレ問題は起きず(これが一番精神的に安心したと皆が言っていました)。
ガスも大丈夫で、ガスコンロの家では停電で使えない冷蔵庫の物を調理し、
オール電化のご近所や高齢者やお子さんの多いおうちにふるまうなどして
いたそうです。コンビニ商品(電池、水、菓子パンなど)は瞬く間に売り切れ、
1週間ほど補給なし。信号機も停電なので、交差点では車同士、歩行者同士
がアイコンタクトや手信号で優先発進など決めて動いていたそうです。自分
だけの道!という感じで横断する自転車もいて、人間のサガをみた・・・と実家
に住む妹は言っていました。

■そんな私の家族という特定集団からですが、あれば良かったアドバイス
・食
(飲み水3㍑/日/人、塩、小型羊羹や漬物、乾麺などなど)
・明
(LEDライト、電池やソーラー式、手回し式ライトやランタン、お仏壇用
 または底辺が大きく安定しやすいアロマキャンドル、単1や単4電池
 などの電池類)
・情報
(スマホや携帯電話の充電ができるモバイルバッテリーは必需で、ソーラー式
 と手回しタイプ、電池型など複数準備するとなおよし。携帯型ラジオ、
 公衆電話利用のための小銭などなど)
■今後備えようと思うもの
排泄
高齢者用紙パン、パット、災害用トイレ、新聞紙、トイレットペーパー、
 スーパーなどのビニール袋)
・暖
(灯油や石油ストーブ、カセットコンロとガス缶、フリース毛布、ショール類、
 カッパ、厚手靴下、軍手、厳寒地用寝袋など)

そして地震慣れはできても、ライフライン断絶慣れはできない。場合によって
は生命の危機に直結するので、定期的に「自宅キャンプ」や「電気のない日」
「水のない日」「エアコンなど冷暖房機がない日」など体験するようにし、
サバイバル慣れしておくことが何よりの避難訓練と勧められました。
それと同時に、どんなに訓練していても、気づく間もなくボディが失われる
場合も確かにあって。震災水害に限らず、事故や急病でも同じだね、だったら
少しでも「今を生きる」ことを楽しめるよう、誰かを楽しませることができる
よう、嬉々と過ごしましょうと、老若男女、同意して、今回の帰省は締められ
ました。

世界各国の被災地の、一瞬でも早い復興を祈念しております。

K・H
介護相談員、看護師・保健師。 どんな状態でも機嫌よくいられる、そんな環境づくりのお手伝いをさせていただきたく、元気・活気づくり活動をしています。
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