今年は殊の外暑く、夏の苦手な夏ごもりのような生活をしていました。
仕事など必要時以外は外出しない、外に出る場合も炎天下を避けるため
極力電車などで移動、2か月程そんな生活を送っていたらすっかり運動不足に…
それが先週から一変、朝晩と涼しくなり、秋の訪れを感じるようになりました。
早速運動不足解消にと、まずは自宅の周りをほんの一周してみましたが、
足が重い…ちょっとした坂を上っただけでも息が上がり、雨が降ってきた
ことをこれ幸いと、すぐに終了してしまいました。いや~筋力は使わな
ければすぐに衰えてしまうことを実感しました。
今年はテレビのニュースなどで「熱中症の危険があるので、できるだけ
外出は避け、エアコンの効いた室内で過ごしましょう」と呼びかけていた
ため、高齢者の多くは自宅で過ごしたのではないでしょうか。熱中症を
避けるためには大切なことですが、そのことが筋力や体力の低下、病気に
もつながる恐れがあります。
知人のお母様は、夏場外出を控えたことで足が弱り、今まで行っていた
近所のスーパーまで歩けなくなってしまったそうです。グループホームで
生活している義父は先日、深部下肢静脈血栓症という病気で入院しました。
いわゆるエコノミー症候群です。日ごろから同じ足を組んで座る癖があり、
いつも右足を左足に乗せていました。左足に血栓ができていたので、それ
が原因とも考えられますが、暑さで散歩などが思うようにできず運動量が
低下していたことも影響を及ぼしたのかもしれません。今後、熱中症の危険
は減ったとしても、特に高齢者の方は、引き続き体調に注意することが
必要かと思います。
散歩の途中で、彼岸花を見つけました。
暑さ寒さも彼岸まで… 暑さが治まるこの時期は、夏の疲れが出る時期でも
あります。思っている以上に体力が低下している可能性もありますので、
まずは負担のかからない軽い体操や短い距離の散歩などから始めると良い
かもしれません。
日常生活の中でもできることはあるかもしれないと…通勤時、駅に上がる際
エスカレーターを使わずに、階段を上るようにしてみました。
三日坊主にならないよう、頑張りたいと思います!