最近とても気になっていることの一つに、「歩きスマホ」の問題があります。
駅の構内でも、「危険なので、歩きスマホはやめましょう」とのアナウンスが流れており、
本来行うべきではない行為のはずなのですが・・・・。
その前に、最近の日本国内の状況を眺めてみると、
小学校建設に関する財務省の文書改ざん問題、獣医学部建設に関する問題などについて
国会では、大の大人が議論のかみ合わない答弁を繰り返しています。
本来重要法案の審議をする大切な時間が失われています。
大学アメリカンフットボール部の危険タックル問題では、
指示された学生が正直に話していると思われるのに対し、
大学を含め指示した大人たちは曖昧な答弁を繰り返しています。
また大手企業による不祥事も後を絶ちません。
鉄鋼会社の検査データ改ざん、自動車メーカーの燃費試験データの改ざん、
無資格者による検査、電気メーカーの不正会計など。
省庁や大学、また大手企業など優秀な人たちが働いているはずなのですが、
いったい今の日本に何が起こっているのでしょうか。日本人のモラルが欠如してしまったのでしょうか。
本来してはいけない行為に対して、「やめましょう」と言える人がいないのだと思います。
歩きスマホの問題に戻りますが、子供だけでなく多くの大人が行っている所に問題があると思います。
やってはいけないと思われることをやるのは子供、これは仕方ないことかもしれませんが、それを注意するのが大人です。その大人が率先して歩きスマホをしているのでは、
いったい誰が注意を促すのでしょうか?
してはいけないことが、延々と続くのでしょうか?
書いている私自身、以前は注意していたものの、あまりの多さに最近では注意することが無くなりました。
いけないことを見て見ぬふり、自分に対する反省も込めて、このブログを書いています。
このような状況では、子供が歩きスマホをやめようと考えるはずがありません。
この子たちが社会に出た時には、組織的な不祥事につながる可能性が否定できません。
それでなくても少子高齢化、少ない子供を立派な大人に育てることが今の社会に問われていると思います。
日本の将来のために。