国民の祝日について

 1月の祝日に「成人の日」があります。今年の新成人(平成8年生まれ)は123万人で前年比2万人増。男性は63万人,女性は60万人。新成人人口は2年ぶりに増加したとのことです。
 今年は1月9日が成人の日(昨年は1月11日)で、各地で様々な行事が行われました。被災地では、心新たに地元のために貢献したいと考える立派な若者がいるかと思えば、お祭り騒ぎや喧嘩などで、式典を中止に追い込む「こどもの日」と勘違いしている者もいたことは非常に残念でなりません。

 私など昭和世代にとって成人の日と言えば、「1月15日」でしたが、国民の祝日に関する法律が改正され、現在は「1月の第2月曜日」となっています。週休2日制が広まり、月曜日を休日とする事によって土曜日・日曜日と合わせた3連休にし、余暇を過ごしてもらおうという趣旨で制定されたものです。いわゆる「ハッピーマンデー制度」ですね。

 この国民の祝日に関する法律には、16の祝日が規定されています。「元日」、「成人の日」、「建国記念の日」、「春分の日」、「昭和の日」、「憲法記念日」、「みどりの日」、「こどもの日」、「海の日」、「山の日」、「敬老の日」、「秋分の日」、「体育の日」、「文化の日」、「勤労感謝の日」、「天皇誕生日」です。
 このうち平成12年から、成人の日が「1月の第2月曜日」、体育の日が「10月の第2月曜日」となり、平成15年から、海の日が「7月の第3月曜日」、敬老の日が「9月の第3月曜日」となりました。現在、ハッピーマンデーは4つということが今回調べてわかりましたが、私自身もっと多いものと感じていました。基本が「ハッピーマンデー」と・・・・。読者の皆様は、どうでしょうか?

 ハッピーマンデーで3連休、喜ぶ人がいて、旅行に出かけたりする人が増えるので経済効果が大きいとか。反面、デパートの店員さんなどは仕事が忙しくなり、3連休の人が羨ましい~~なんて人も。土、日、月曜日とお医者さんが休みとなり、と~~っても困ると思っている人も多いそうですよ。皆が「ハッピー」かと思いきや、賛否両論ありますね。

 選挙権が18歳からとなり、高校生が選挙する時代になりました。また、成人年齢を18歳に引き下げようとの案も浮上しています。当然ですが、その分責任は重くなります。少子高齢化が叫ばれる中、多くの成人が立派な大人になってくれること、「成人の日」を「こどもの日」と勘違いする若者が少なくなることを祈るばかりです。

K ・ Y
介護相談員、ケアマネジャー、社会保険労務士。 専門用語を避け、できるだけ分かりやすい説明を心がけています。
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