千葉県は仕事と介護の両立について(平成28年第3回インターネットアンケート)の調査結果を公表した。
(アンケート調査協力員1,435人のうち136人が回答)
総務省が実施した平成24年「就業構造基本調査」によると、過去5年間に介護・看護のため前職を離職した労働者は、48万7千人にのぼる。
本調査で仕事と介護の両立に不安があるか聞いたところ、「非常に不安がある」が47.8%と最も多く、次いで「不安がある」が31.6%となり、約8割が「不安」を感じていることがわかった。
また、現在介護をしていない方に、近い将来介護を行う可能性をどの程度感じるか聞いたところ、「やや感じる」が50.4%、次いで「強く感じる」が23.9%と、7割強が介護を「身近」に感じていることが明らかに。
ほか、仕事と介護の両立を実現させるために職場に必要なものについて聞いたところ、62.5%の人が「上司の理解等、介護などの個別事情を認めあう職場風土の醸成」と回答。
県では今後、これらの意見を「仕事と介護の両立支援施策の推進の基礎資料」として役立ていく意向だ。
◎千葉県 仕事と介護の両立について
(平成28年第3回インターネットアンケート調査結果)
http://www.pref.chiba.lg.jp/koyou/worklifebalance/portalsite/enquete2016.html