トリンプ・インターナショナル・ジャパンは、高齢者が病院で診察を受ける際、スムーズに着脱できる下着「しんさつインナー」を発売した。
「しんさつインナー」は前開きタイプで、診察時にそのまま聴診を受けたり、腕を大きく上下することなく楽に脱着できる。
同社が診察時に下着で困っていることを調査した結果、通常のインナーでは上までめくり上げて診察を受けなければならず、簡単に着脱できる前開きタイプへのニーズが多かった。「しんさつインナー」は、カップ付きでブラジャーが不要なので1枚で着られ、検査を受けるときも便利だ。
インナーの身ごろは、幅や脇の下などをゆったりと設計し、楽な着ごこちになっている。素材には、吸湿発熱性に優れたマイクロファイバー素材を使用し、高齢者の冷えに対応。ムレにくく、あたたかい、やわらかな肌ざわりにこだわった。
特徴的なのは新開発の「おにぎり形のボタン」。指先が思うように動かせない高齢者でも握りやすく、楽に留めはずしができる。
カラーはベージュとピンクの2色。M〜LLサイズを揃え、価格はM・Lサイズが5,145円、LLサイズが5,775円。
9月2日から全国のトリンプ製品取扱店で販売している。