消費者庁は9月14日、電動車いすによる死亡事故が起きたことを公表し、注意を促している。
事故は9月2日に島根県で発生し、使用者が電動車いすを運転している最中に川に転落、病院に搬送されたものの死亡が確認されたという。電動車いすが事故に起因していたかどうかについては特定できず、現在も原因を調査中としている。
他にも、8月24日には静岡県で電動ベッドによる事故が起き、1名が重症となっている。このケースは、電動ベッド利用者の悲鳴が聞こえたために確認すると、背もたれ(背ボトム)が最大角度の75度にまで上がっており、その後の診断で骨折が確認された。この事故についても製品が事故に起因していたかどうかは特定できておらず、原因を調査中としている。