ベビーシッターについて

先日知り合いから、
介護について詳しいのだから、ベビーシッターについて教えてほしい」
と聞かれました。
恥ずかしながらベビーシッターについてはほぼ無知で、即答することできませんでしたので、少し調べてみました。

「ベビーシッターとは」で検索すると、
「ベビーシッター(英語: babysitter)とは、母親に成り代わって乳幼児の世話をする人をいう。」
とあります。訪問保育、在宅保育といった分野で働く人のことになります。
以前、ベビーシッターをしていた男が預かった子供を殺害するという事件が起き、
制度について少しずつ整備が進んでいるようです。

資格については幼稚園教諭や保育士のような国家資格は無く、
公益社団法人全国保育サービス協会が行う、「認定ベビーシッター」資格があります。
その他にも、いくつかの学校で行う、ベビーシッターの資格講座があるようです。
ただし、これら資格取得は必須ではなく保育士資格や育児経験○○年で働いている方もいるようです。
個人で働くことも可能ですが、派遣会社に登録して働くことが一般的なようです。

厚生労働省もホームページで、「ベビーシッターなどを利用するときの留意点」を提示し注意喚起しています。以下、その内のいくつかを記載いたします。

・情報収集にあたっては、市町村の情報や 公益社団法人全国保育サービス協会に加盟している会社のリストなどを活用しましょう。
・必ずベビーシッターと面会し、子どもを預かる方針や心構えなどについて質問して、信頼に足る人物かどうかを確認しましょう。
・事業者名、ベビーシッターの氏名、住所、連絡先を必ず確認しましょう。その際、ベビーシッターの身分証明書のコピーをもらうようにしましょう。
・ベビーシッターが保育士や認定ベビーシッターの資格を持っている場合は、保育士登録証や認定ベビーシッター資格登録証の提示を求めて確認しましょう。
・万が一の事故に備えて、保険に加入しているか確認しましょう。

待機児童問題が一向に収束しない中、ベビーシッターの需要は今後も増すものと考えられます。
当相談室にも、「ベビーシッターを探してほしい」との依頼が来る日もあるのでしょうか?
今のうちに、もう少し勉強しておいた方が良いのかも知れません。

K ・ Y
介護相談員、ケアマネジャー、社会保険労務士。 専門用語を避け、できるだけ分かりやすい説明を心がけています。
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