5月の介護相談員ブログで母の日について触れられていましたが、6月は父の日がありますね。母の日に比べると、少し陰が薄いような(?)父の日・・・。
今回は、父の日についてもちょっと触れてみましょう。
父の日の由来について調べてみると、母の日と同じくアメリカで始まったとされています。母親が他界した後、男手一つで6人の子供を育て上げた父親への感謝の意を表すため礼拝を行なったことがきっかけで、この父親が6月生まれだったことから、6月の第3日曜が父の日になったそうです。
母の日に贈る花はカーネーションですが、父の日はバラなのだとか。欧米との文化の違いからかもしれませんが、日本では男性に花を贈るという習慣がないせいか、「お父さんにバラを贈る」というのは、何だかしっくりこないかもしれませんね。
日本では、父の日ギフトは、ちょっぴり高級なお酒や、お肉などのごちそうグルメが、人気のようです。たしかに、お父さんが喜びそうですね。
ご両親と離れて暮らしている方、特に遠距離の方であれば、お盆や年末年始にしか帰省ができず、年に数回しか親に会うことがないということも多いかと思います。
かく言う私も、遠距離ではありませんが、両親とは離れています。父の日や母の日、両親の誕生日、何か気になった時には電話を掛けることはしますが、そうそう実家には立ち寄ることはできません。たまには実家に行き、元気な顏を見せることは、やはり何よりも喜ばれることなのでしょうが、(皆さんもそうだと思いますが、)仕事もあるとなかなか都合がつかないものです。
高齢の親が離れて暮らしているというのは、心配なものです。二人暮らし、または独居となれば尚更ですね。たまに帰省ができた際には、今までと何か変わったところがないかをチェックしたり、身近に協力者がいれば話を聞いたり、日頃の様子を把握されるとよいかと思います。また、普段手の届かない高い所の作業や、重い物の移動など、家の中の環境整備をして差し上げるとよいかもしれませんね。