人生の最終段階に向け、患者やその家族らが、医療・ケアチームと治療やケアの方針について日頃から話し合っておく「アドバンス・ケア・プランニング」(ACP)―。厚生労働省はこのほど、昨年12月に決定した愛称「人生会議」のロゴマークを発表した。
今年1~2月、同省が一般公募した結果、67点の作品が集まり、有識者らによる選定委員会の検討の末、東京都在住の医師、澤渡和男さんの作品が選ばれた=図=。作品のコンセプトは「人生の流れと次代に継続させる力」で、「ACP」の文字をモチーフにしたマークが、黄色と赤色のグラデーションで表現されている。
ロゴマークは今後、自治体が「人生会議」をPRするためのポスターやパンフレットなどで活用される予定という。