『再生医療』=失った人生をとり取り戻せる時代へ=

新しい時代の幕が上がりましたが、皆様はどのようなご心境でしょうか。 “令和はこんな時代になる”みたいな記事や報道番組に接して、今回は心に焼きついた話題をお届けしたいと思います。 【 再生医療の挑戦/寝たきりからの復活 】 『iPS細胞』の研究で京大の山中教授がノーベル賞を受賞されましたが、その後もチームで実用に向けコツコツと研究が進められてきた中、「間葉系幹細胞」という細胞が見出され、脳梗塞や脊髄損傷の患者が治験を通し成果を上げたてきたことで、治療が7年間の条件付きではあるものの、今年5月から健康保険でも適用になったようです。患者自身の幹細胞を取り出し、培養してから点滴で再度患者の体内に戻すと、驚異的な回復を遂げた事例に驚きました。 これまでは、一度でも神経が傷つけば、もはや回復は望めず、生涯ベッド上での生活を強いられ絶望的な境地に置かれながら、現実を受け止め向き合うまでの苦悩は計り知れないお決まりの人生だったのが、この培養した間葉系幹細胞を投与してからは、次のような3段階の働きを経て回復していくと考えられているようです。   第1段階:弱った神経細胞を活性させる。 第2段階:壊れた神経細胞を修復させる。 第3段階:新しい神経細胞へ『変身』させる。 人工呼吸器がかろうじて生命をつなぎ、手足が完全麻痺状態の重度脊髄損傷患者が、みるみる回復してくる段階を観てとても感動したとともに、細胞を発見した研究者やそれを世に送り出してきた研究チームの方々に改めて敬意を表したい気持ちで一杯です。 「どうしようもない病気は、これからは薬ではなく“細胞”で治す」と熱心に語られていた方が印象に残っています。 今後も認知症肝硬変パーキンソン病の患者の回復に向けて研究は進められていることも知り、この驚異的な最新医療が令和時代もますますより多くの患者様に「希望」の光がふり注がれますように願ってやみません。

N ・M
相談員、介護福祉士、ケアマネジャー 介護のことで悩んだ時にすぐ思い出していただけて、「やっぱり相談して良かった」と安心感を持っていただけるような存在のコンシェルジュでありたいと日々心がけております。
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